銀行系とクレジット系とサラ金系

一時は個人にまったく冷たかった銀行も、ここのところ個人向け融資に力を入れてくれるようになってきました。

クレジット系のキャッシングもあるし、相変わらずサラ金系もあるので、借りる方としては借り先に困ることはありません。

もちろん、どこの金融機関でもその融資審査にパスすることが条件です。とは言え、多重債務者候補にならないためには、無闇矢鱈にカードローンや融資の申し込みをして借りまくる、ということは避けなければなりません。

自分の収入に見合った必要最少額を借りて、無理のない範囲で返済していくという姿勢が大切であることは間違いありません。

それに、最近は多重債務者になるのを避けるため、横断的な情報共有が進んでいますので、複数の金融機関に対して同時期に取引の依頼をすること自体、その人の信用情報にデメリットになってしまいます。

へたな鉄砲数撃ちゃ当たる式は通用しませんから、ある程度ターゲットを絞ってカードローンの申し込みをしなければなりません。

インターネットのサイトでカードローンの比較を行っているところが数多くありますので、それらを参考にするのもいいでしょう。(例:http://www.ffainc.org/

申し込みをするのは一度に一社が基本です。

まず、金利の安い銀行系のローンカードを申し込んでみて、それがパスすればそれに越したことはありません。

身近に大手都市銀行の支店がないような場所でも、銀行によってはインターネットで申し込みからなにまですべて完了するようなシステムを備えていますから、心配には及びません。

インターネットで申し込んで実際の契約書面は郵送で、というとても便利な世の中になっています。

便利だから、手軽だから、と言って片っ端から契約をしてお金を借りていると、多重債務者になって返済が困難になることも考えられますので、そこは慎重に理性を持って多重債務者になるのは避けましょう。

いくら限度額が年収の三分の一に決められていると言っても、これは可処分所得の三分の一ではなく、総年収の三分の一ですから、そこも勘違いしないで冷静に返済計画をたててください。